竹内銃一郎のキノG語録

花道に降る春雨や音もなく by風天2021.01.06

年明けて六日目の朝。昨日から稽古再開したのだが、出演者のひとりが体調を崩してお休み。まさかコロナ感染したわけではなかろうが …。しかし、よく分からないな。マスクをして三密は避けて、などということが義務化され、おそらく8~9割のひとはそれを守って生活をしているであろうはずなのに、ぐいぐいと感染者数は増え、首都圏は緊急事態制限下に。義務化に反発する(?)1~2割の人々が感染を過剰にしてる? そんな単純な話なの? 分からん。いつまで続くぬかるみぞ。

今年の正月三が日+4日、月に一度以上は散歩に出かけている、幾つかの寺社に出かけた。お参りにというより、参拝者数を確認しに行ったのだ。以下はその結果報告。1日 住まいから東南方向へ徒歩30分強で行ける東福寺から。11時半 25人。伏見稲荷大社 11時45分 800人(推定)。智積院 12時15分 30人。2日 西へ徒歩10分で行ける東本願寺から。11時半 85人。西本願寺 11時45分 100人(推定)。東寺 12時15分 200人(推定)。境内に、古着屋、骨董屋等の出店が数軒。3日 東北方向へ徒歩30分強で行ける建仁寺へ。12時15分 45人。この寺と四条通を結ぶ花見小路には約100人の往来あり。4日 南へ45分かかる藤森神社へ。10時15分 85人。ここは競馬の神様がいる(?)神社で、当然のように絵馬の数はおびただしく、その大半は、「万馬券毎年10枚よろしく」とか、愛馬の必勝祈願等々が書かれているのだが、その中に、調教師、騎手等が書いたものがあって、今年はわたしの大好きな池添謙一騎手の「今年もケガなく一年騎乗できますように 去年以上の成績を」と書かれた絵馬を発見。以上。伏見稲荷は他を圧する人数だが、しかしこれでも、去年の普段の日の5分の1くらいではないか? 去年までなら、正面の鳥居とJRの稲荷駅の間の通りはひとが大勢溢れていて、思うように歩けなかったのだが、この日はフツーにスイスイ歩けた。四条河原町もここにきて、去年の春夏に比べると数倍以上のひとで賑わうようになっているが、残念ながら百年単位の歴史を誇るお店にお客の影もなく …。

今月末の「さいごのきゅうか」の公演。ちゃんと出来るのかな。出来たとしてもお客さん、いらっしゃる? ああ、いかんいかん。とにかく本番まで残り20日、稽古に集中だ。

本年もよろしくお願いいたします。

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