竹内銃一郎のキノG語録

顕子に痺れる 「18年後のスーパーフォークソング」を見て。2010.08.23

矢野顕子の歌に痺れる。NHKのBSでやった「18年後のスーパーフォークソング」を見て。最初はナメてるのか? と苛立ちを覚えさせた鼻唄みたいな歌声が、聴いてるうちにここちよくなり、その自在さに陶然となり…
若いころ、我が師であった大和屋さんに「竹内くんの書くものには、詩はあるけど音楽がない」とよく言われた。ごもっとも。わたしは音楽のことはよく分からない。でもでも。矢野さんの表現力がいかに卓越したものかくらいは分かるッ! 番組としても素晴らしい出来上がり。とりわけ、コンサートで歌う矢野さんを捉えるカメラが。彼女の肉体労働者のような太い二の腕!!

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