竹内銃一郎のキノG語録

恐怖とは美しいものだ 鈴木由美子の「レオス・カラックス」読了2010.12.30

「大いなる眠り」見つかる。往来座という映画館のような名前の、池袋の古本屋で。
池袋は新宿や渋谷に比べると、一枚格落ちの繁華街のように見られがちだが、駅の近くに古本屋があるのはここだけだ、多分。往来座も駅から歩いて10分足らずのところにある。映画演劇関係の古本が沢山あって、暇があると散歩がてらに出かける。フツーの人なら多分ご主人と親しくなって、今回のように欲しい本があったときには便宜をはかって貰ったりするんだろうけれど。
人見知りというのは要するに、「人見知られ」じゃないかと思う。こっちの自意識過剰が相手を遠ざけているのじゃないか、と。さんまがうらやましい。今日テレビを見ててつくづく思った次第です。
本と言えば、水嶋ヒロの小説が百万部を突破したらしい。
解せない。小説好きがそんなにいるの? 水嶋ヒロのファンてそんなにいるの?!
トリュフォーの「ある映画の物語2」と「レオス・カラックス」読了。
若いと思ってたレオス、いつの間にか50歳になってた。
本日のタイトルはレオスの映画のカメラマン、ジャン=イヴ・エスコフィエの言葉。

一覧