竹内銃一郎のキノG語録

安土城に出かけたのだが …2025.11.08

十月末から、週に二、三回は「キノG語録」を書こうと思っているのだが、これがなかなか。
記憶力がナ、ナ、なんとゼロ近くになっているのだ。
毎朝、5時過ぎから7時半ばに起きてトイレに行き、寝床に戻ると、今日は昨日のアレコレをこう書いて …と考えるのだが、
30分くらい経って顔を洗い、バナナを食べて仕事場に入って<さあ!>と書こうとするのだが、これが …⤵

昨日は、滋賀県の安土(あづち)に出かけた。信長が作らせたという安土城に行ってみようと思ったのだ。数日前には<うちの奥さん>も一緒に出掛けるはずだったが、前日に「わたし、行かない」と言うので …。何故? 分かりません。彼女の思考は昔からよく分からないのだ。

朝の8時過ぎに家を出て、伏見桃山から電車に乗って七条駅から15分ほど歩いて京都駅に行き、米原行の電車に乗る。50分強で安土駅到着。
駅の北口一階にあった観光案内所に入って、安土城行きの地図をもらって歩きだしたのだが、これがなかなか。
とにかく<歩くのが楽しい>道じゃないんだな、これが。やたらと車が走っていて、だからなのか(?)サクサクと気持ちよく歩ける道がまったくないのだ。
郵便局に入って若くて可愛い女性社員に、「どこをどう行けば …?」と安土城へ行く道筋を聞くと、「ごめんなさい。こちらに来たのは最近なので …」と、分からないと言われ、椅子に座っていた長老に「ここの前の道をまっすぐ行けば?」と聞くと、「ああ、そうだよそうだよ」と楽しい返事を頂いたのだが、実は全然違っていて …⤵ 郵便局から10分ほど歩いた先で、工事をしていた40代?の男に聞いたら、この先を20分ほど歩けば …というので、「ありがとうございます。」とお礼を言って、そこから歩いたのだが …
それから40分ほど歩いてやっと目的地にたどり着く。12時を過ぎてたかな。入場料1,100円払って中へ入ったのだが、とにかく延々と続く登り道! 30分ほどしたら足がヨロヨロしだして …
一時間半ほど歩いた頃だろうか、うしろから来た10歳くらいの男の子がホイホイとわたしを追い抜いて上に行き、彼に続いて40歳くらいの母親も同じ調子で …。頂上まであとどのくらいだったのか分からなかったが、わたしはもうやめようと思って …。
頂上はどんな風で、目にする風景がどんなものなのかもまったく分からないが、再度の挑戦はもうしたいとは思わないな。山の中も、山まで行く途中の道筋も、まったくな~んにもこれといった風景がなくて …

出かける前には、14時頃には電車に乗って、行ったことのない長浜まで行って …と思っていたが、そんな気力はなくなり、草津駅で降りて食事をする。時間はたっぷりあったので、古本屋があればと20分ほどあちこち歩いたが見つからず⤵

う~ん。この日は13キロ歩いたのだが、楽しいことはなにもなかったなあ。くー。

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