竹内銃一郎のキノG語録

薄れゆく記憶 訂正及び修正の幾つか2012.10.24

昔は固有名詞を覚えるのを得意としていて、中学生の頃は日本のプロ野球選手の90%の背番号、身長体重、出身校を言えたし、競馬を始めたのは二十台半ばだったはずだが、その頃は、中央競馬会(JRA)所属馬のうち未勝利馬以外のこれまた90%くらいはその馬の父馬の名を記憶していた。
うん? これも以前に書いたような気が ……
それが、やはり寄る年波に勝てず、とんと記憶力が鈍り、本や映画のタイトル、人名等々がなかなか出てこず、結果、間違えてここに書いてしまう。
前回の間抜けな映画評論家は、品川隆吉ではなく、品田雄吉でした。スミマセン。
また、加藤幹郎の書名も『「ブレードランナー」論序説』でした。
記憶が薄れていく、消えていく状態? それは例えば、記憶にもやがかかっていて、そのもやがどんどん濃くなっていくような状態なのか、それとも、闇の中に記憶が沈んでいくような状態なのか ……

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