竹内銃一郎のキノG語録

今日の驚き三昧2017.06.05

土日は競馬三昧(=引き籠り状態)でどうしても運動不足になってしまう。今朝のお散歩は当初、京阪の鳥羽街道駅までと予定していたのだが、隣駅の伏見稲荷まで5分少々と知り、ならばついでにと足を延ばして。いまの京都はどこも修学旅行生でいっぱいだ。なので、外人観光客の人気NO.1の伏見稲荷は、二の腕にタトゥを入れた外人と制服姿の子どもたちが押し合いへし合い状態。笑う。

ところで。先日、浦和の自宅の売買契約と、われらがPOGの今年度のドラフト会議のために、一泊二日で東京・埼玉に出かけて。久しぶりの東京は相変わらずのひとの多さだったが、驚いたのは。前述したように、京都の街を行き交うひとの半分(以上?)は多種多様な外人さんで、それに慣れてしまったわたしの目には、街ゆくひとのほぼ全員が同じ肌色をしていることが、「異様な光景」と映ったのだった。

散歩の帰りに、初めての東福寺に立ち寄る。不必要と思うほどにデカイ山門に驚き。雪舟が作った庭があるという雪舟寺にも。縁側に座って、庭を前にしばし安らぎの時を過ごす。小さな庭だが緑一色、二箇所でぽつんと咲いたつつじの赤が、緑を引き立てていて。緑は目にいいというが、それを実感。

鴨川沿いの道を行く。川風の冷たさが心地よく。はたと発見したことがあり。今頃なにを? というようなことだが。飛び立つ鳥の凄さと言ったら!! 飛行機が飛び立つためには、長い滑走路が必要だ。高跳びのオリンピック金メダル選手だって、高く跳ぶためには助走が必要だ、しかし。鳥たちは、今日、川べりにいた雀など、滑走路も助走もないまま、ぴょんと飛び上がったと思ったら、すぐにそのまま羽根を上下に激しく震わせ・動かして飛んで行ったのだ。 いや、こんなこと、鳥だけじゃない、蝶やトンボ等の昆虫たちだって朝飯前だろう。改めて彼らの底知れぬ筋力(?)と運動神経に驚嘆してしまった。と同時に、以前にも書いたが、世間はスポーツ選手を持ち上げすぎなんじゃないか、とも。結局、絵になると。理由はそれだけでしょ。

「竹内銃一郎集成 volⅠ」のテキスト、とりあえず書き上げる。上演時間は予定通り、70分前後に収まるはずだが。フツーの芝居を超えるためには、さて、どんな手を …?

 

 

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