竹内銃一郎のキノG語録

わたしの現況報告 27日(水)には18時からゲネプロを公開(有料2千円)しますよ~2021.01.17

このところお尻の痒さに快眠を妨げられていて、今朝は5時ごろ目覚めてしまう。そこで、「さいごのきゅうか」の現況についてブログに書こうとPCを開く。そうだ、その前に。この2,3か月間、膨大な量になっているメールの整理をしようと、残しておく必要のなさそうなものを古い順に消していたら、大晦日に佃くんが送ってくれていたメールに気づいて仰天! 彼には今年の4月から半年ごとに刊行予定の「~集成」最初の巻、「花ノ紋」の解説を頼んでいて、先月初頭に「恋文」というタイトルのものを送って貰ったのだが、所収している戯曲にあまり触れられていないのが物足りず、書き直しをお願いしていたのだ。届いているのになぜ気づかなかったのか。前述したように、このところ送られてくる膨大な量のメールに埋もれていたこともあろうが、おそらく、原稿の締め切りを1月末までにとしていたから、12月末に送られてくるとは思っていなかったからだろう。早速拝読。以前のものもそうだったのだが、全編熱気に包まれた解説、というより、タイトル通り彼のわたしへの麗しき「恋文」となっていて、とても有難い気分になる。最初に刊行する巻の解説が<ベリー・ホット>で、すでに送られている佐野さんが書いた最終刊行予定の「コスモス狂」の解説は<ベリー・クール>で、3巻目予定の「耳ノ鍵」には、土橋くんから送られてきた、これまでわたしの個人及び作品について書かれた<批評>には皆無だった、実に明晰巧緻な解説が入る。この絶妙な組み合わせ! アリガタヤ~~~。

「さいごのきゅうか」の京都芸術センターでの稽古、昨日は初の通し。スタッフが全員揃い、初の通しということもあってか、いささか空回りした箇所もあったが、ここまでのレベルに達していれば(若いふたりの女優、揃って急上昇!!)、本番まであと一週間強、装置ありで稽古を重ねれば、まずはかなりの出来上がりになるかと思われる。でもなあ。緊急事態宣言が京都にも及んで20時以降には上演が出来ないということになり、夜の公演は中止、公演は昼のみとなちゃった⤵。ただ、使用する劇場のE9は、劇場の周りに明かりが少なく、冬の夜は暗くて怖いので(わたしのみの考え?)、今回は昼の公演を増やそうと、小劇場の公演ではあまり見たことも聞いたこともない、木・金の28、29日にも昼2時公演アリとしたことで、通常なら2回しか出来なかった公演が4回に。でもなあ。客席は三密を回避するために、本来なら90ほどある客席数が半減の44席に制限されて …⤵。一か月前、わずかな額だが助成金が貰えることになり、これで半分になると踏んでいた赤字がやっぱり〇〇〇万近くに?

恥ずかしながら、未だにわたしには実感がないのだ、新型コロナ感染の恐ろしさが。確かに、感染者数はここにきて毎日のようにウナギノボリだが、わたしの知り合いに感染者は皆無。高齢者は感染したら重症化・死に至る恐れもと言われてもなあ。どうせそのうち死ぬのだから、そうなったらそうなったで …と、わたしは高を括っているのだ。なんとか、一昨年に宣言した「あと3年、あと5本」を実現し、「竹内銃一郎集成」5巻刊行の最後までは、とは思ってはいるけれど。あ、そうだ、佐野さんと約束したJIS企画復活と、「さいごのきゅうか」に出演している豊島から、「ペレイラから竹内さんに台本を書いてほしいと頼んでほしいと頼まれたんですが …」と言われ、OKしたら、これも実現しないと。う~ん。

そうだ、これも書いとかないと。27日(水)には18時からゲネプロを公開(有料2千円)しますよ~。全然チケット売れてなくて⤵

 

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