竹内銃一郎のキノG語録

なにがどう変わってるの? 「氷の涯」の改訂・データ化、ようやく完了2020.08.29

昨日、安部ちゃん退陣。記者会見を見ていたら、滑舌のひどさはこれまでと同程度、顔色もそんなに悪いとは思えなかったが、30分ほど過ぎると、5分刻みで(?)声がか細くなっていき、体調の悪さは相当のもの? と思わせた。それにしても。お昼各局のワイドショーすべてで、5時開始の記者会見の内容について、かなりの時間をかけてあれこれ話し合われていたが、(自称)政治評論家たちの中で安部即退陣を予測したのは、誰一人いなかった。首相の体調について聞かれた自民党幹部連中もまた同様で、隠しごとをしていたわけではなく、本当に安部の体調不良に気づかなかったとしたら、みな、ひとを見る目も聞く耳もさほどのものを持っていないということになる。自らの無能を知るべし。

昨日、来年発刊予定の戯曲集に入れる「氷の涯」の改訂・データ化、ようやく完了。この戯曲の出演者は3人であるが、9割以上はふたり芝居となっている。でも(?)、登場人物は、兄、男、姉、妹、ホテルのボーイ、整形医師の6人。どういうこと? 出演者3人はいずれも二役を演じるからである。上演時間は100分くらいであったか。先にも書いたように、芝居の大半はふたり芝居だから当然、台詞の量は半端ない。初演は、柄本さん、広岡さん、青柳くんに演じて貰ったが、戯曲の完成は遅れに遅れて、書き上がったのは本番初日の2、3日前だったはず。改めて、舞台関係者諸兄にはホントに申し訳ないことを …とお詫びの気持ち一杯。ということとは別に(?)、これはやっぱり面白い。ずいぶん昔になるが、古田新太&高田聖子で上演を、という話もあったがいつしか立ち消えに …。いつか誰かが上演してくれること、切に願う。

PCを替えて10日ほどになる。最初の2、3日はメールが使えない等、対応に相当の苦労をしたが、なんとかすべての問題は解消。したかに思えたが …。一週間ほど前になるのか。ネットNで、いまTV放映中の「半沢直樹」に出演している佃(典彦)くんの演技を香川照之が絶賛し、それでスポーツ紙から取材を受けた佃くんが、「自分は竹内さんの演出に大きな影響を受けて …」なんて答えたことを知り、そのありがたさをツイートしようと思ったら、前のPCにあったツイートのマーク(?)が画面になく、なんとか「ツイッター」が再開できるようにしたのだが、以前のツイッターの記録は当然のようになく、なんだか使うのが面倒になってしまって …。いや、まだこれはいいのだ。メールが全然受信できなくなっているらしいのだ。以前は、Amazonや吉本やらからのメールが毎日山のように送られていて、そんな迷惑メールが来なくなったのでヨッシャーと思っていたが、それまでは週平均で10通以上は届いていた大事なメールが、この一週間、一通もないのだ。これはおかしいと思い、昨日、わたしの携帯からPCにメールしてみたが、携帯の方には送信記録があるのに、PCは受信せず。ウー、どういうこっちゃ?! ま、今からJコムに聞いてみようと思ってますけど。それにしても。

新PCはなにがどういうなっているのか。前述の「氷の涯」は引用が多く、その出どころを確認しようと、ネット検索を何度もしたのだが、中高生対象レベルの幼さ丸出しデータしか出てこず …。なぜこんなに変わってしまったの?

一覧