竹内銃一郎のキノG語録

ワシ、なんとか頑張るけん。2021.02.23

ここに来て京都の新型コロナ感染者数がガクガクと減っていて、今日はとうとう一桁に。この調子が続いたら、6月に予定している「恋愛日記 86’春」の公演も、前回のような夜公演の中止や客席半減もなく出来そうな気配だが、しかし。昨日、佐野さんが出ている映画「夢みるように眠りたい」を見に出町柳に出かけたのだが、映画館の近くにある、豆餅で有名な「ふたば」の前には50人ほどの客が並んでいて、こんなに多くの人出でコロナ感染は大丈夫かと不安になる。出町柳にたどり着く前にも、あちこちの飲食店前に行列が出来ていたのだ。10日~2週間後の感染者数、また三桁に戻らなければいいのだが。

その「恋愛日記 86’春」、真っ先に出演をお願いしたキヌ子役の林田さんがオメデタで出演が難しくなり、舞台美術をお願いするひとも見当たらず。一難去ってまた一難二難。他にも助成金申請等々、難問山積みで、家の中にいると鬱々気分がどんどん進行するので、このところかなり遠くまで散歩をしているのだが、住まいから歩いて往復2時間のところはこれまで何度も行っているのですっかり飽きてしまい、先週の木曜、JR京都駅から電車で太秦まで行き、そこから歩いて帰ることにした。太秦には、電車で通り過ぎたことは幾度かあったが、降りたことは一度もなかった。まず東映映画村前に出かけたのだが、表に貼られたポスターには子供向けの催し物しか載っておらず、そこを素通りして、太秦大映通り商店街に足を向ける。昼の1時頃。人通りはほぼほぼなく、隙間なく並んでいるいろんな店もひっそりとしていて、でも、そのさびれ方(?)と、マスクをつけてスーパー前に立ちはだかっていた大魔神が、わたしの気持ちを優しくほぐしてくれたのだ。あと2年で芝居とのかかわりを辞めて、そしたら、往来する車の多さでうるさくてたまらない現在の住まいを離れ、まことに静かなここいら辺りに引っ越そうかと思った。

今日、松本工房から「竹内銃一郎集成vol1 花ノ紋」の第二校が届く。来月半ばまでの訂正箇所があれば訂正し、わたしのプロフィールとこの巻のあとあきを書いて送り、順調に進行すれば、4月中には刊行出来るとのこと。花粉のおかげで時にくしゃみ連発状態になるが、ワシ、なんとか頑張るけん。

 

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