竹内銃一郎のキノG語録

2017・01・08 2017.01.08

年が明けて、あっと言う間にもう8日。去年の11月頃から、引っ越しの準備というか、新居の物件探しに奔走。わたしは、いまの住まいよりも幾分広くて、最寄り駅まで徒歩15分くらいで行けて雨露しのげれば、あとは古かろうが日当たりが悪かろうが構わないのだが …。疲労困憊。

6日、撮影のため京都に来ている佐野さんと会う。久しぶりのお酒ですっかり酔ってしまった。6時に三条のお店で待ち合わせ、別れたのが11時を過ぎていたから、まあ、無理からぬところで。12月に佐野さんが出演した「骨風」の話を聞く。前述したように、心身ともにとても東京へ行けるような状態になかったから、パスしてしまったのだが、あの田村信(!)も出演、知っていたら無理を押しても出かけたのにィ。彼はどうだったのかと聞いたら、真面目に稽古しないのでムカついて、にも拘らず、彼の芝居は面白く、だから余計に …、とのこと。

年賀状、百通ほど。結構な数のひとが、わたしの「自作自演」は面白かったと書いている。終演後、楽屋に来てくれたひとは20人ほどだったと思われるが、それと同じくらいのひとが楽屋には寄らずに帰ったことを知る。ありがたいやら申し訳ないやら。斜光社の演出を担当していた和田の体調が回復に向かいつつあることを知る。よかった。

今朝のNHK・Eテレで取り上げられていた北斎。70までの自作は偽物で …と語っていた由。ヨシッ!

この歳になって改まって書くほどの抱負はないが、とりあえず今年から五年くらいかけて、全自作をデータ化しようと思っている。その仕事と並行して何本かの新作を書くことが出来れば、暇を持て余すこともあるまい。

 

 

一覧