竹内銃一郎のキノG語録

七十歳にして、神をも恐れぬこの暴挙?!2017.10.14

あっという間の10月14日。本番まで残り一週間を切ってしまった。同じことを何度も繰り返し書いているが、なんと時間の経つのが早いことか。

ブログは要するに公開日記だから、他の誰よりも自分自身の役に立つ。さっき「竹内銃一郎集成 6回連続公演」などという無謀な企画をいつ思いついたのかと、ブログを遡って見てみたら、5月15日分に、「土曜日に保が我が家に来て …」とあり、五か月前に始動を開始したことが分かった。この間、この件に触れたことが何度かあり、思うように進まないという愚痴も書かれている。が、昨日、お陰様で、連続公演の最終回「動植綵絵」の公演日が5月25~27日と決まり、全公演の出演者も決定し、テキストも全公演分がほぼ出来上がり、ここにきて稽古の状態も急上昇。ああ、めでたいめでたい。更には。

昨日の夜、ベッドの中で4月上演の「タニマラ(さびしい風)」の中の1ステージを、「竹内銃一郎奮闘公演」と銘打ったひとり芝居にあてようと決断。おお、神をも恐れぬこの暴挙?! 大丈夫? やってみなけりゃ分かりません、一か八かです。だって、1時間喋りっぱなしだろ? 教員時代のわたしは、90分の講義の中の70分ほどは、ひとりでずっと喋っていたし、昔から、稽古時間の半分はいつも、わたしのひとり喋りになってるし。若気の至りなんて言いますが、歳を重ねても無茶は出来るのです。いや、無茶は年寄りの特権では? そう、残された時間はもうそんなにあるわけじゃないから、この際、出来そうなことはなんでもやっちまおうと。旅の恥はかき捨て? そういうことかも知れません、人生は旅のようなものですからな。千日亭という、普段は落語や講談、浪曲といった個人芸がご披露されるところでの公演ということも、この無茶を促したのかも知れません。

というわけで。間近に迫っている「夢ノ旅路」ともども「奮闘公演」にも足を運んでいただけたらなあ、と。ま、本番までまだ時間があるので、途中で気が変わって「や~めた」なんてことになるかも知れませんが。

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