竹内銃一郎のキノG語録

「花ノ紋」、どうかよろしく。2017.11.01

ああ、もう11月in! 今月上演される「竹内銃一郎集成Ⅱ」でPICK  UPされる戯曲は以下の通りです。

「花ノ紋 竹内銃一郎集成Ⅱ」(11月25日(土)~27日(月) 計4ステージ)

桜と宵待草と芥子の花、競い咲く色とりどりの花物語。

○酔・待・草(1986年初演 秘法10番館)
一本の木の下、宵待草に包まれて眠るように死んでいる(?)少女・カスミ。そこへやって来るふたりの刑事と事件の目撃者、他。はたして、夜空で星が輝く前に、事件の真犯人(ほし)は挙がるのか?

○あたま山心中 散ル散ル、満チル(1989年初演 吉田日出子企画)
落語の「あたま山」、メーテルリンクの「青い鳥」をベースに書かれた、認知症の母とその介護をする息子の切ないふたり芝居。2016年に大人計画の平岩紙・近藤公園のコンビで上演され好評を博す。

○風立ちぬ(1998年初演 東京乾電池)
結婚式を明日に控えて、さきの心は揺れている。彼女の命の恩人・三原山、六年前に亡くなったはずの相撲取りが、彼女の前に現れたのだ。そんな私的事情などお構いなく、日本は戦争に突入! 長谷川伸的世界をコメディタッチで描く。 (第49回芸術選奨文部大臣賞受賞作)

○Moon guitar(2014年初演 A級MissingLink)
中国の古楽器・月琴を仲立ちに結ばれた、ギター職人角中と、中国残留孤児二世のマオの友情を軸に、中国マフィアの暗躍と複数の恋愛事情とを重ねて描く、ハードB・コメディ?!

出演は、レギュラーの保、武田操美に、金替康博(MONO)、坂口ゆい(劇団SE・TSU・NA)、豊島祐貴(プロトテアトル)。前回の「夢ノ旅路」よりさらにステップ・アップしたものに仕立て上げます。劇場は前回同様、千日亭。

公演についてのお問合せ、わたくしメにしていただいても結構です。ご質問にもお答えします。本サイトの「リクエスト」を経由して、遠慮なく、なんなりと。

ご来場、首を長~くして、お待ちしています。

 

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