「これをどう理解すれば …」 先週の不可解な出来事の報告2022.02.07
先週の木曜、一日中アタマがもやもや。朝の10時過ぎ、「今日の10時にこちらに来られるとのことでしたが …」という電話が。それを聞いて一瞬慌てて、「すみません、ええっと、11時半に変更してもらえますか」と言って受話器を置いたが、すぐに、いや待てよ、明日の11時に変更したじゃん、と思い出し、電話をくれたところに電話すると、さっきの相手とは違うひとが出たので、「すみません、そちらに伺うのは今日の10時ではなく、明日の11時に変更したはずですが。Tさんに確認して貰えます?」と言って電話を切る。と、折り返しTさんから電話が。「ええっと、なんでしょうか?」「お会いするのは、今日ではなく明日に変更したんですよね」「ええ、そうですよ」「いや、さっきおかしな電話があったので。失礼しました」「明日、よろしくお願いします」でケリがつく。しかし、じゃ、さっき電話してきたのはどこの誰? と不可解だったが、気分転換のため散歩に出る。一時間半後に家に帰ると、うちの奥さんが「よく分からない電話がかかってきて …」と、明らかに常軌を逸した言動を見せて …
去年の10月からであったか、河原町通沿いにある現在の住まいは、とにかくひっきりなしに走る車の騒音がうるさくてうるさくて、だからどこかに引っ越ししたいと、時々ネットで物件探しをしていた。それで先月の末、伏見桃山にわたしが設定した条件にピッタリの物件が売りに出されていることを知り、担当の不動産屋に「購入したい」というメールを送ると、その翌日の月曜に電話がかかってきて、「ありがとうございます。早速お会いしてお求め先にお連れしたいんですが、火・水はうちは休みなので …」「じゃ、木曜の10時にそちらのお店に」ということになる。翌日の火曜、奥さんが前もってその不動産屋を見ておきたいというので、ふたりで伏見桃山に出かけ、不動産屋の位置を確認した後、物件を見に行こうと住所を頼りに探してみるが見つからず。帰り道の途中に、翌日行く店とは違う不動産屋があり、店の前の広告を見ると、わたしたちが手に入れたい物件も掲載されていて、それをふたりで見ていると、店の中から社員が出てきて一言二言。すぐに別れたが彼には好感をもった。
その翌日、木曜に行く予定だった不動産屋から「せっかくなんですが、持ち主の方が、もう少し考えたいんで、しばらく売買を中止したいと言ってるんです。すみません。でも、似たような条件のものは他にも幾つかあるので、明日こちらにお出でいただいて …」「ああ、そうなんですか。いや、こっちも別に急いで引っ越ししたいわけじゃないんで、明日は伺いません。結構な物件があったらご連絡いただけますか」と言って電話を切る。彼の物言いは、こっちが気に入った物件をエサに別の物件を買わせようとしているのがミエミエで、そんな手に乗るかいと思って蹴ったのだった。その翌々日だったか、うちの奥さんが、あの物件の広告を見た不動産屋に、アレを買いたいがと電話するのはどう? と言うので、ダメだろうとは思ったがすぐにそれを実行してもらうと大当たり、翌週の木曜にその不動産屋と一緒に<目的先>に出かけることになる。しかし、先週の火曜、不動産屋のTさんから、さっき部屋の鍵は木曜の夕方でないと渡せないと持ち主の方から連絡があって …という電話があり、そこで冒頭に書いたように、金曜の11時に変更となったのだ。ここまでは、わたしにもハッキリ記憶があるのだが …
ここで冒頭に戻る。わたしが13時過ぎに散歩から戻って来ると、断った不動産屋から12時頃に「11時半に変更すると言われたので待ってるんですが …」という電話があったというのだ。そして、「木曜10時というお約束は、今週の月曜、わたしが電話して決めて貰ったんです」とも言ったとか。そんな電話、わたしにはまったく記憶がない。うん? 月曜にそんな約束をしたから、T氏と会うのは金曜に変更した? そんな馬鹿な。問われ追い詰められた奥さんは、金曜の午前中にT氏と一緒に …と話し、すると、「あの物件は、うち以外ではどうにも出来ません。多分、行ってもダメなはずだから、明日の14時にわたしと一緒にあちらに伺って …」との不快氏の言を受け入れた、と言う。「この物件は、うち以外の不動産屋ではどうにもならないはず。竹内様だからこそ、わたしは骨を折ったので …」などとも言ったらしい。なんだ、ソレ?! ワシのことなんかなんも知らない癖に。
で、そのやりとりがあった翌日、T氏と<その物件>に出かけ、想定していた以上にすんばらしいとこだったので即断即決とあいなった次第。もちろん、その日の14時前に、不快氏にはその結果を電話で伝え、「申し訳ありません」と謝ってそちらに行けないことも伝えて電話を切ったのだった。しかし、それにしても、不快氏の言ってたことがすべて本当だとしたら? わたしの記憶力の低下はとんでもない状態ということになるが ……