竹内銃一郎のキノG語録

またまた優しいひとに助けられ …😇😇😇2022.05.02

昨日今日と「モナ美」の稽古は休み。昨日は雨が降って一日中外に出られず、週に歩行50キロを自らに課しているので、今日は昨日の分まで歩かねばと考え、さてどこへ行こうかと京都駅まで行き、路線図を見てまだ行ったことのない湖西線の近江舞子駅まで行くことにする。
約40分で到着。駅名からなんとなく海水浴場があるのではないかと思ってここを選んだのだ。何故? 長いこと、多分20年以上、海水浴場に行ったことがないからである。駅前にあった地図を見て歩いて10分ほど。目の前に広がった琵琶湖に感動。琵琶湖には琵琶湖線の大津駅や膳所駅から何度か行ったことがあるのだが、向こうから見た琵琶湖に比べ、今日見た琵琶湖は格段に、まるで海のように大きく見えたのだ。湖辺(?)でバーベキューを楽しんでいる家族が20組ほどいたが、泳いでいる連中は誰もおらず、長くいてもしょうがないと30分ほどで駅に戻り、京都行きの電車に乗っておごと温泉駅で下車。このままでは方向距離が足りないと思い、この駅からひとつ京都よりの比叡山坂本まで歩こうと思ったのだ。ふたつの駅の距離は推定4キロだから、まあ1時間も歩けば着けるだろうと思ったのだが、それが …😵‍💫😵‍💫😵‍💫!
比叡山坂本駅目指して歩き始めた道は、進行するごとにドンドン線路から離れ、それだけではない、ドンドン坂道・山道となって1時間どころか2時間歩いてもまだ山の中、ようやく下り坂になってもうそろそろかなと思っていたら、進むべき道が分からなくなり、誰かに聞こうと思っても人影はなし。おまけに雨が降りだして、なおかつ雨宿りする場所もない、どうすりゃいいんだとクラクラしてたら、車が停まっていてそこに若い男性がふたり、ああ、救いの神がと「比叡山坂本駅へはどう行けば?」と聞くと、この道を行けばと、さっきわたしが100メートルくらい歩いて、またその先に山があり元に戻った道を指す。「山を越えるのですか?」と問えば、大した坂道じゃないからと答え、更に「傘は持ってないんですか?」と聞くので、「ないんです」と言うと、じゃあ、これでよければと傘を一本差し出す。ヒェー🤪! 幾度も頭を下げてそれをいただき、そこから小一時間歩いてやっと駅に到着。ヤレヤレ😓
それにしても。このブログに書いたが、以前にも道を尋ねたら15分ほど一緒に歩いて道を教えてくれた小学校の先生がいた、てことは? わたしのことなどなにも知らない人がこんなに優しくしてくれるのは、何故? わたしにはそうしてあげようと思えるなにかが漂っているのだろうか。なんだかよく分からないが、いやホントにありがたやありがたやである😍😍😍
さあ、明日から稽古再開。当然のことながら出演者みな、日に日によくはなっているが、まだまだ物足りず。土曜の稽古の終わりに次のようなことを話した。「自分ではこれでいいと思ったら、もうそれで終わってしまう。たとえわたしがOKを出しても、きみたちはそれで満足しないように」と。本番まであと約二週間。ゴールに辿り着くのはまだまだなのだ。

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