竹内銃一郎のキノG語録

今回の「モナ美」、楽しかったな、面白かったな。2022.05.23

昨日、キノG‐7「モナ美」公演、金・土・日3日間全6ステージ無事終了😂。前回のブログを書いた翌日、即ち、劇場inの前日14日に出演者全員マスクを外して(権田くんのみマスク着用)通し稽古を敢行。これがビックリするほどの高度な出来栄えで😍藤原くんの代役として演出助手を引き受けてくれていた権田くんにやってもらってこの出来なら、藤原くんが加わる本番の舞台は相当なものに、と終了後、出演者たちにそんな話をした直後、なにか用事があったのか、早く帰った権田くんから新コロちゃんになったという知らせが⤵😫藤原くんが戻って来るのは本番前日だから、彼の代役も欠けてしまっては、ゲネプロは無理ではないかと、絶望とまではいかなかったが、その日はかなり凹んだ気持ちを抱えて帰宅したのだったが …😒。医者からの許しが出て、藤原くんは18日から参加。その日は通し、翌日は14時から2時間ほど止め止めで稽古し、18時からゲネプロ。そして本番は❓
本番の第一回目の昼公演終了後のアフタートークは広岡さんと。なんだか喫茶店でお茶を飲みながらふたりでくっちゃべっているような、薄い内容になってしまった😓が、翌日の佃くん相手のアフタートークは、こういうことに彼は慣れているからだろう、あれこれと話ははずんでまずまず。
ツイッターにも書いたが、わたしは子どもの頃から飽きっぽく、中・高のクラブ活動はいずれも半年ほどで退部していたし、大学の講義も2,3回の出席しか😇。だから、最初の劇団・斜光社や秘法の時など、芝居を始めて10年くらいは、おそらく毎回劇場まで足を運び、終演後には、小一時間ほどいわゆるダメ出しをしていたはずだが、多分、今世紀に入って以降は、自分が戯曲を書いただけの芝居は初日に出かけて、打ち上げに呼ばれたら最終公演を見て、と大体2回しか見たことはなかったし、作・演出の公演でも、10数ステージのうち、初日、二日目の舞台を見て、出演者・スタッフにあれこれと修正点を伝えて、その後はやっぱり打ち上げが用意されてる楽日の舞台を、ということが通常だった。何故? 当然のことながら、ホンを書いただけだではダメ出しは出来ないし、演出をしていても、本番が始まれば、大半の俳優はなにを言っても、そうは芝居は変わらないということが分かったからだ。
なのに今回は、全ステージを見て、その翌日の上演前の出演者達がいる楽屋に顔を出して、〇〇さんのあそこは最高、泣いちゃった、笑っちゃったと素朴過ぎる感想を伝え、一つ二つ、修正点を伝えたのみ。何故? だって毎回面白く楽しく、何度見ても飽きることがなかったからだ🤪🤪🤪記憶力がガタガタと落ちていることは、これまで何度も書いたが、そんな薄っすらした記憶の中では、今回のように何度見ても退屈しなかった公演は、JIS企画の第一回公演「月ノ光」(1995年)以来ではなかったか。
藤原くん、権田くんの新コロ感染を知った少なからずのひとは、劇場まで足を運ばないのでは? と思っていたが、想像以上の観客数となったのは、ご覧になった人が知り合い等に「面白いよ」と伝えたからだと思う。最後の22日(日)の17時開演の回の予約者は、チラシにはない急遽決まったものだから、当初は2桁に満たなかったのだが、ご来場いただいたお客は40人ほどに増えたのだった😱😱😱
今回の公演前には、今回で演劇にはおさらばするつもりと、少なからずのひとたちに伝えていたが、改めて、(自分の?)芝居はこんなに面白いのかと驚き、だから、あと一二年、二三回は公演を続けようかと思い始めている。ま、心変わりの激しいわたしだからこれからどうなるか、自分でもよく分からないのだが😂😂😂

一覧