竹内銃一郎のキノG語録

カウンターの道を選んで …?2022.06.06

久しぶりのブログ書き。あれこれやらねばならぬことがあるのに、あれもこれもなかなか手付かずだ。何故だろう? やっぱり芝居を続けるかどうかがなかなか決められないからだろうか?
昨日の夕方、京都にやって来た藤田くんと久しぶりに会って、2,3時間、酒を酌み交わしながら歓談。そこでも、芝居を続けるかどうかなんて話をしたが、それでなにか先が見えたかと言えば、むろん? なにも見えない。
先週、某劇場で上演された某劇団の芝居を見に行ったのだが、始まって5分も経たないうちに、ため息の連続、要するに退屈この上ない代物で、いつ退場しようか、いや退場なんかしたら関係者の悪態をつかれたらどうする? などと思いながら芝居を見ていたのだが、やっぱりこれは時間の無駄だと30分を少し超えたところで、劇場を出る。出口のところで関係者に「おからだの具合でも?」と聞かれ、「詰まらないから帰ります」と丁寧に返答をして。
これまで退屈きわまる芝居に接したのは二度や三度どころではないが、上演中に劇場を出たのは、多分、今回が二度目。一度目は30年ほど前、青山円形劇場で上演されていた青年団の公演(演目失念)以来だ。ま、退屈な台詞のやりとりが延々と続くところは、両者共通しているな。物語の展開にまったくといって関心がなさそうなところも。というより、物語など思いつかない、つけないということなのだろうが。青年団=平田オリザの芝居は、実のところほとんど知らないのだが、想像するに(?)、いわゆる<劇的なるもの>に対するカウンターを、というものなのだろう。となると、わたしは彼(ら)のカウンターにカウンターを放つことを旨とする立場の者だということになる。ふむふむ。
先週も競馬の馬券買いで勝利する。4月5月と勝ち続け、今月もとなると …。わたしは恋のバカンスならぬ馬券師かな😂😂😂

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