竹内銃一郎のキノG語録

広島旅行、竹原ー尾道ー福山に行く。2022.07.01

今週火曜日から2泊三日の小旅行をし、昨日の夕方、京都の我が家に帰る。目的地は瀬戸内にある下島だったが、そこまでたどり着き、そしてたどり着いた帰りには、懐かしい尾道で一泊し、翌日には今回が初めての福山でも数時間を過ごした。旅行の目的は? 新作戯曲を書くための資料収集でした。その成果は? それはおいおい。 
戯曲を書く資料収集のために瀬戸内の島に渡って、そこで借りた自転車を走らせていたら転倒🤑、「死ぬかと思った」大事件😰?が起きたのは、今から8年前の2014年9月。それをさっきブログで確認したのだが、書かれていることの多くをすっかり忘れていた。いや、それはともかく。では、旅先の三日間について、始まり始まり。
28日、10時22分京都発の新幹線で福山まで行き、そこから30分ほど待って山陽本線で三原まで、そこでまた50分ほど待って目的地の竹原への到着時刻は15時近く。もちろん、途中の休憩時間(?)は自ら選んだわけではなく、これしかなかったのだ。16時台に竹原港から前述した下島まで行く船はあったのだが、下島の大長港からの帰りの船に適当な時間のものはなく、この日は竹原の「町並み保存地区」を歩き回ることにする。竹原はずいぶん以前にNHKの朝の連ドラ「マッサン」で有名になった、主人公マッサンの亭主が生まれた街。もちろん(?)わたしはほとんど見ていないのだが、でも、中島みゆきが歌ったドラマ主題歌の「麦の唄」は大好きで。
とりあえず、翌日出かける竹原港まで歩いて20分強、ここまでは迷うことなく行けたのだが、そこから前述の「保存地区」まで行けども行けども😥、結構な時間を費やして(港から小一時間?)ようやくたどり着く。が😱、週末ではないとはいえ、有名になってからかなりの月日が経っているとはいえ、それなりの観光客がいるだろうと思っていたのだが、その種のと思われるひとはチラホラ。立ち並ぶ店の多くは閉まっていて、う~ん、やっぱりコロナのせいかなと思いながら、喫茶店風😒の店に入る。表に「かき氷」の看板が出ていたからだ。わたしが入るのと入れ違いに若い男女3人が出て行って、店内には店のおばちゃん(推定年齢58歳)とわたしだけ。彼女の話ではこの町の大半の店は、火曜・定休とのことだった。注文後10分ほどして出されたかき氷、比較的小さな入れ物にミルクと抹茶が氷をしっかり包んでいて、その見た目はイマイチだったが、スプーンですくって口中に入れたら、これがうまいのなんの😍😍😍、かき氷なんてものを食べるのは久方ぶりだったが、いやあ、大感激してしまった。因みに、店の名は「花みずき」、その名の通り、店内は花がいっぱい飾ってありました😂
翌朝29日の8時過ぎ、大半の荷物はホテルに預けて竹原港へ。フェリーが2隻停泊していて、下島に行くにはどっちに乗ればいいのかと案内係に聞いたら、あれじゃない小型船でまだ港には来てませんとの返答。待合室でジュース等を飲んで時間を潰していたら、さっきの案内係が大きな声で「早くしないと船が出ますよ」と叫ぶ。慌てて外に出たら、さっき停泊していたフェリーの10分の一もなかろう小さな小汚い(失礼)船が一隻泊まっていて、慌てて乗り込むと船内には推定年齢46歳の女性客がひとりのみ。走り出して5分ほどは客席にいたのだが、外に出ると吹く風の涼しさ、泡立つ波や遠くあるいは近くの島々を見ているとなんとも気分爽快になりにけり😂😂、40数分で下島の大長港に到着。それから20分ほど歩いて今回の目的地である<見たらいい町>御手洗地区へ。ここには、前述した新作戯曲のモデルにするつもりの、時計修理の腕の凄さで世界的に知られる時計店があるのだ。ああ、長くなって疲れました。これから以後の出来事は次回に。

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