竹内銃一郎のキノG語録

一日の歩行距離が20キロ強に🤑!2022.07.03

気分も体も朦朧とするような酷暑が一週間近く続いたと思ったら、今日は朝から猛烈な雨が昼過ぎまで降り、そして現在はそれらが嘘のような涼しい夕方。こんなに天気がコロコロ変わるような日々はわたしの記憶にない。う~ん😱という前置きはそこそこに、前回の続きを。
広島旅行2日目。今回の旅行の目的地、下島の御手洗地区は、案内所に置かれていた「御手洗マップ」には以下のように紹介されていた。
風まち、潮まち、港町。そして江戸の竜宮城、御手洗。瀬戸内海のほぼヘソにある、江戸時代の中継貿易港には、人が集い,物が集まり、文化が育った。その栄華の残像が、平成の今、日本文化を伝えてくれる。
今回の目的地、この御手洗地区にある新光時計店の存在は、「テレビ 紳助くん」で紹介されて知った。多分、今から20年数年前のことで、その頃、JIS企画の次回作をどうするかと思い悩んでいて、なんでこれを見て「舞台はここだ!」などと思いついたのか、もう今となっては夢の中だが、とにかく、佐野さんにこの時計店の主を演じてもらう。彼には暗い過去があって、それは初対面の小学生の女の子を車に乗せて3日ほどあちこち巡って …というもの。その事件があって20年後。ある日、彼の店に彼と同年代の男の客がやってきて、外国製の腕時計の修理を依頼。その一か月後、前述の男が来店し、佐野さん演じる過去ある男に「こういう仕事をお願いしたいのだが …」と。
それは、現在のこの国に人知れずいつの間にかはびこっている<宇宙人>のせん滅を、というものだった。そして …
時計店に行きつくまで30分余。店内には、TVに出ていたご主人、おそらく店の跡を継いでいる息子さんが、お客を相手に楽しいそうに話していたが、しかし、予定している話の内容が内容だから、彼らに取材をすることは出来ず、外から何枚か店の外形を写真に撮って、すぐに立ち去る。そうだ、そもそもこの地区に来たのは、彼らへの取材が目的ではなく、店を包む地区の空気を実感したかったからだ。
竹原港へ帰る船は14時過ぎまでなく、さらには、火曜が休みだった竹原地区に続いて(?)、こちらの店の大半は水曜休みで昼めしを食べられそうなところもなく、それであちこち、幾度も自販機でジュース等を買っては飲み、飲んではまた買いしながら、お寺やら神社やら暑い暑い町のあちこちを歩き回る。
14時前に大長港について、しばらく待合室で持参した杉浦茂の漫画を読んでいて、そろそろ船が出る時間かなと思って外に出たら、案内係のおっさんが「船に乗るの? もう出るから」などと行きの時と同じことを言われて。なんでもう少し早く声をかけてくれないの? わしがチケット買ったの見てたでしょ、もう😩😩😩!
JR竹原から16時過ぎの電車に乗って、三原、糸崎でそれぞれ20分ほど待たされて、17時半過ぎに尾道に到着。
この日の歩行距離、な、なんと20,5キロ! ひぇー😱😱😱

一覧