大好き、子どもたちが主役の映画😉😉2022.07.11
来月末までに新作戯曲「コスモス(仮題)」第一稿を書き上げるためには、遅くとも今月末までには詳細なシノプシスを書き上げねばならないのだが、それがなかなか。それでまた性懲りもなく😥TVで映画を毎日のように見ているのだが、ここへきて傑作連発。ともにツイートしたのだが、中国映画の「ソウルメイト 七月と安生」、「11人のカウボーイ」はかなりの傑作だ。前者は、中学で知り合ったふたりの女性の、10数年にわたる楽しく切ない交友の記録(記憶?)で、後者は、11人の中学生が、主役J・ウェイン所有の牛1500頭を600キロ先の町まで誘導するという話である。両作ともに、見るまでその存在さえ知らなかった作品だったのだが、見てビックリ😍わたしが大好きな<子供が主役>の快作なのだ🥰🥰🥰
ツイッターにも書いたのだが、「ソウルメイト ~」は、驚くほど「モナ美」に話が似ている。ふたりの出会いは、「モナ美」は小学生時だから違うのだが、出会って瞬く間に親密になり、その実態は明確にされてはいないのだが、父も母も不在に近い安生は毎日のように七月の家に出かけて食事をご馳走になる等はそこはかとなく(?)似ているし、中学を卒業すると、七月は高校・大学と有名校(多分)に進学し、一方、安生は水商売を含む様々な職業を転々、時には会い、そして毎日のように手紙のやりとりをしている、などという設定は「モナ美」とまったく同じで、さらには、七月が高校で知り合い付き合うようになった男子を紹介された安生は、モナ美と同様、彼のことを好きになり …💕もまた同様😱。もうここで終わるはずと思わせたところからまだ30分ほど続き、長いゾと思わせたのだが最後になって、あらら😮😮😮と驚くような<真実>が明らかにされる。が、このことについては明らかにはしないので、気になる方はご覧あれ👻
「11人のカウボーイ」はシナリオが頗るつきの上級だ。原作の小説があり、それを書いた作家もシナリオライター3人の中に入っているが、残るふたりのアーヴィング・ラヴェッチとハリエット・フランク・Jr.、わたしはさっきWIKで見るまで知らなかったが、ふたりは夫婦で60~70年代の評価の高いシナリオライターだったようだから、なるほどなと思った。ストーリーは以下の通り。
J・ウェインの牧場で飼育した1500頭の牛を売る季節になったのだが、牧場で働いていた男たちは、砂金取りの方が儲かると考え、みな牧場を後にする。困ったJ・Wはそのことを友人に相談、友人は大人がダメでも子どもならと、ふたりで中学に行ってその話をするのだが、男の子たちはさほどの関心も示さず。
ある日、いかにも怪しげな男たち10数人が馬に乗って牧場にやって来て、「自分たちが牛運び(?)を引き受けよう」と言う。<11人のカウボーイ>とは彼らかな? と思ったがさにあらず。二言三言やりとりするうちに、彼らは刑務所から出たばかりであることが判明し、J・Wはきっぱり断る。その数日後(?)。前述の子供たち10人がJ・Wの牧場にやってきて仕事をさせてほしいと嘆願、「馬に乗れるのなら」と、皆に乗馬を指示。とんでもない暴れ馬だったが、程度の差はあれ、みな合格。それから何日後なのか。おそらく夏休みに入ったのだろう、一同馬に乗り、数多の牛を監視しながら2か月の旅に出発し、そして …。こちらの映画も終わり近く、思いもかけぬ悲しい出来事が起こるのだが、これも明らかにしない。それにしても。
ある日の夜。子どもたちがふたりの大人、J・Wと料理人に隠れて酒をがぶ飲みし、二日酔いになってる翌朝、誰もが料理人から薬(?)を飲まされるシーンなど、実に楽しく面白いシーンだが、そんなシーンが他にも数多あるから余計に、前述した<悲しい出来事>が<思いもよらぬ>ものになっているのだ。でも? 11人の中に女子中学生がひとりふたり入ってたら、わたしはもっと拍手喝采したはず、残念😉😉1971年公開の作品である。