竹内銃一郎のキノG語録

新作「悲しき玩具 BangBang!」の構想、いかがでしょ?😍😍😍2022.11.07

このところの馬券買い絶好調、昨日で5週連続でプラス😂ま、的中率は10%で、眼が飛び出るほどの金額ではないのだが。
新居に引っ越して今日は2週間と3日目。身動き出来ないほど室内にあふれかえっていた大量の段ボール箱も、8割ほどはゴミ捨てに。ということは、まだ2割ほどは残っていて。病的と思えるほどきれい好きの奥さんは、床や畳、食器や衣服等を入れる棚やタンス等々まで、ゴミのひとつもないほどに拭き磨いてからモノを置き、入れるのである。なにげない、ありふれた日々の生活が可能になるまで、あと何日かかるのだろう?
年内中に書き上げたい「悲しき玩具 BangBang!」。一週間前から毎日、それなりの時間を費やして資料集めを再開。登場人物たちの職業に関するもの、彼らが住む町の設定、その土地に住む蝶など生き物に関するもの、等々。昔はかなりの数の本を買い求めそれを読んでいたのだが、いまは、というか今回は、上記の資料の8割はPCのwebで集めている。現在集めた資料を本を読んで集めようとしたら、二、三か月はかかったはずだ。これでいいの? いいんです😉😉。そう、この数年、読書に集中出来ないのですよ。何故? 分かりません。もう読書には飽きちゃったからかな😥これ、わたしだけじゃないはず。本が売れないはずだわ。
「悲しき~」は当初、直珈琲氏にすすめられて見た映画「リバー・オブ・グラス」(監督ケリー・ライカ―ト)を下敷きにと想を練っていたが、二か月ほど前の引っ越し準備中に、本棚にあった宮沢賢治の「風の又三郎」をパラパラと読んでビビッとくる、これでいこう、と。
重要な小道具としてピストルを使うのは当初と変わらず、出演者全員で荻野目洋子が歌う「ダンシングヒーロー」を踊っている途中、耳をつんざくような銃声が聞こえ、その数秒後、踊っていたひとりの男がバッタリ倒れる、これがファーストシーンで、次のシーンはそれから約一か月後。バッタリ倒れて亡くなったと思われた男が、一緒に踊っていた男と<この事件?>についてあれこれ話していて …😮このシーンで亡くなった男とうり二つの男は、自称ロケーションコーディネイターで、コマーシャルの撮影場所の下見に、この町に来たのだ。名前はサブローという。風の又三郎の三郎と同様、この男も、冒頭シーンで踊り狂っていた男女たちを<見知らぬ世界>に誘い込んで、10日後、この町から姿を消すのである。タイトルは、「悲しき玩具 BangBang!」です。いかがでしょ?

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