竹内銃一郎のキノG語録

「満ちる」の稽古10日目 <人間や世界の真実>が見える?👻2023.04.14

昨日の「満ちる」の稽古について書かねばとブログを開くと、「アクティビティ」という欄に🤔❓と思い、なにこれと見てみると、「最近のコメント欄」に、「言葉にはリズムと響きがある」についての読者のコメントが幾つも並んでいる。「言葉には~」というタイトルのブログにはなにを書いたの? と思ってそれを開くと、C・イーストウッド及び小津安二郎の演出方法に触れて書かれており、ああ、昔はこんなこと書いてたんだ😮と驚く。すっかり忘れていた。その一部をコピーし、今日の稽古場で皆に配布することにする。以下は2014年7月に書いた「その一部」のそのまた一部。

小津安二郎は、10回、20回とテストを繰り返したことで知られている。多分、小津は、出がらし状態の向こうに俳優個人の真実、あるいは、それさえも超えた
<人間や世界の真実>が見えるはずだ、と思っていたのだ。

昨日は14時に松本工房の松本さん&編集顧問(?)の小堀さんとJR京橋駅で待ち合せ、松本宅に移って、「竹内銃一郎集成➂」出来上がりのの最終確認を行う。雑談を交えながら15時半過ぎに作業を終えて、三条通りの食堂で遅い昼食をとり、稽古場へ。
S2から始めてS3に移行し、15分ほど休んでS!へ。もう少しどうにかならないかと悩まされていた、金子真理役の清本さん&青井大地役の島田くんは、前々日とは違って、一応<見られるレベル>に到達、とりわけ、S3の主役は金子真理だからそのつもりで、発声・動き及び喜怒哀楽の表現はオーバー過ぎると思われるほどオーバーにというわたしの注文に応えてくれて、みんなの笑いを誘った😀😀もうあとひと息だ。

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