竹内銃一郎のキノG語録

1月25日の稽古 ようやく佐藤、ヨッシャー😭!2024.01.26

一昨日、昨日と夜は2,3度と恐ろしいほどの寒さだったが、今日も一日中6度以下になるらしい。なんという寒さだ、ブルブル😢
昨日の木曜から明後日の土曜まで、井作さんが〈家庭の事情〉で稽古に参加できないので、昨日は、冒頭の1~3ページと。半ば過ぎの31~35ページのみの稽古を行う。ともに、笹田あきらを演じる平山さんと、越光を演じる佐藤の、ふたりのみのシーン。井作さん演じる丹波美波が登場しないのは、この2シーンだけだからである。
結果から言うと、意外や意外、意義ある稽古となった😊だから以下のことを書けるのだが。
稽古初日から、どうにも佐藤の演技が芳しくなく、幾度となくかなり厳しいダメ出しをしていたのだが、なんともサッパリ変わらず😒。思い切って、彼を降ろしてほかの誰かに替わってもらおうとかと何度も思っていた。前述したように、出番が少ないので、普通の俳優なら戯曲を渡したら2,3日で台詞を覚えるはずだから …と思ってもいた。
以前にも書いたが、今回の芝居は基本、女性3人の芝居で、もうひとりの男役、乾先輩を演じる豊島は最後の数ページに登場するだけだが、彼は毎回、とりわけ登場の仕方を変えていて、これが結構笑わせてくれるのだ。しかし、佐藤は …😒
そんな最低演技を繰り返していた佐藤が、稽古前に「なにをどうやればいいのか分からないんですけど …」と言うので、「何度も言っただろ、好きにやれって。とにかく笑わせてくれたらいいんだよ。例えば …」と、話をしたら、「分かりました」と答え、めったやたらと動き回る芝居を始めて、これが結構、わたしを笑わせてくれたのだ😋
本番まであと二週間強あり、昨日の芝居をベースに動き回れば、彼の登場が芝居全体を盛り上げる《異化効果》になるはずだ、ヨッシャー😭!

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