「瞳をとじて」、昨日の嬉しい出来事をあれこれ😂2024.02.10
昨日、ビクトル・エリセの「瞳をとじて」を見る。氏の約30年ぶりの新作なので、引退を表明していたアキ・カウリスマキの5,6年ぶりの新作「枯れ葉」と同様、映画館も同じ京都シネマで公開初日だから、さぞやお客もワンサカ入るかと思いきや、この映画館の通常同様、パラパラに少々プラス状態、う~ん🤔わたしは始まって一時間ほど(?)ウトウトしてしまったが(ゴメンチャイ😝)、主人公が海岸近くの自宅(?)に移り住んだあたりから、パッチリわが目は見開いて、物語の展開にハラハラドキドキ😮
昔は映画監督だった、60過ぎの男が主人公。その彼の映画の主役だった男が、撮影途中に行方不明になってしまい、あれこれと手を尽くしたのだが見つからず、亡くなってしまったかも? と思っていたが、ある日、その<親しき男>の所在を某所から伝えられ、彼がいると教えられて老人ホーム(?)に出かけるが、かって人気俳優だった彼は健忘症(?)になっているらしく、元監督のことはなにも覚えていない。それでも、元監督は彼に近づき、言葉を交わしあう中で親しくなり、そして …
行方不明になった男の娘を演じるのが、あの、わたしの大好きな映画で、エリセの第一作「ミツバチのささやき」の主人公の少女を演じたアナ・トレント😍「ミツバチ~」は約50年前の作品で、彼女は可愛い、可愛すぎる女の子だったが、とうに50ッ歳を超えてるはずの彼女は、この映画でも二度三度と〈可愛すぎる〉表情を見せるので、わたしはその度にドキドキしてしまった😝いやあ、実にまったくの傑作だが、前述したように、わたしは前半ウトウトし、何度か<瞳をとじて>しまったので、「ユートピアたより」の公演が終わったら、もう一度見に行かねばネバ🐶🐶
「瞳をとじて」を見終わったあと、遅い昼食。映画は12時に始まって、終わったのが15時40分くらいだったから、上映時間は4時間近く😮!それでも、まったく長いと思わせなかったのは、やっぱり監督の力量だな😊 それから遅い昼食をして、そこから足を延ばして八坂神社に行って、お賽銭10円でお参りをし、それから京都芸術センターへ。
この一週間は、ほぼ通し稽古に終始したが、日を追うごとに何故だか知らねど退屈な内容となり、一昨日には、あまりの出来の悪さに、終演後、「ひたすらつまらない」という意味の言葉を二言三言伝えただけで、わたしは稽古場をあとにした。昨日は、通し稽古ではなく、止めながらの稽古を予定していたが、もしかすると、繰り返し繰り返し稽古を途中で止めるはずなので、借りてる時間の22時ギリギリまで、わたしは大声で怒鳴り続けることになるかも🐽? と思っていたが、ところがどっこい、5分足らずの冒頭シーンを除けば、前日の出来とは見違えるばかりの面白さになっていて🤣多分、わたしが帰った後、出演者たちは、演助の権田くん等に意見を聞きながら、自主練をしたのだろう。ああ、よかったよかった😂😂😂