竹内銃一郎のキノG語録

米子&松江の旅・三日目 沈む夕日に心おどって…🥲🥲🥲2024.05.21

今朝、久しぶりに京都競馬場まで散歩する。淀駅から歩いて5分くらいのところにある、小さな商店街の「コロッケ屋」でコロッケを購入。あれは何年前になるのだろう、朝の番組「よーいドン!」で、円広志がこの店のひと達と可笑しい会話をしてたのを思い出したのだ。一個50円と格安のコロッケだが、これがうまいのなんの🤩また行こう。歩行距離7キロ弱。
話変わって。
5月15日=旅行3日目。朝食を食べた後、9時前にホテルから出て、奥さんと散歩に出かける。この日の目的は《宍道湖に沈む夕日》を見ることだったが、そこに至るまでには時間がたっぷりあり過ぎて、どうしようかと思っていたが、奥さんが「松山城に行こう」と言うのでそれに従う。
去年の夏、松江城に出かけたが時は夕方で、それまでに相当歩いていた為、城のてっぺんまで登るのはとても無理だと思い、行っただけ見ただけで松江城を後にしたのだった。それに去年、姫路城に出かけた時も、城の外見は見事な美しさなのに、城の階段をのぼって知る城の室内も窓越しに見る街の風景にも格別な美しさなどなにもなく、お城は金を払ってまで行くようなところではない、と確信したのだが、いつもの調子で執拗に「行こう、行こう」と粘る奥さんに従って松山城の天守まで。城は地下一階を含む六階建てだが、ワタクシ的にはどこにも見どころなどなにもなく、天守に上がる前の階で奥さんに「俺はもう上には行かないから」と言って、その前の階で座り込む。フー😒。それから30分ほど経ったのか、奥さんがわたしのところにやって来て、「騙されたと思って上に来てくれる? 窓から見える外の風景がホント凄いから😍」なんて言われ、まったく信用も期待もしなかったが、彼女について天守まで行くと、これが😆❣前日に米子城跡の頂上から見た風景とは月とすっぽんで、感動する景色などな~ンにも無し😝松江城を後にした次は、これまた奥さんの言に従って、松江城の周り+アルファを行く遊覧船に乗る。これも昔、20年ほど前に佐野さんと一緒に乗っている。佐野さんが、松江を舞台にした映画を構想していて、その参考にと誘われたのだったが、その企画はいつの間にか立ち消えて …😔
小一時間ほど乗った堀川遊覧船は、船頭さん(?)の語りが楽しく、気分上々となったのだが、一日中何度乗っても乗船料金は同じだと知った奥さんは、「もう一度乗ろうよ」とわたしを誘ったが、わたしはきっぱり拒否して、前述した今日の目的地=宍道湖へひとり行く。
二時間ほどひとりで宍道湖近辺のあちこちを散策したり、島根県立美術館(無料)に入ったりして二時間経過すると、奥さんから「いまどこにいるの?」という電話があり、それから10分後にふたりで、宍道湖に沈む夕日を見るのにそれから《最高の場所》に出かける。
時間は18時半くらいだったか。夕日が宍道湖の向こうの山々の間に沈みかかる。今回でそれを見るのは三度目だったが、ああ、一時間ほど前にはどんより雲におおわれていた月がくっきりと顔を出し、今年もまた山の向こうに沈む夕日に心おどって涙ぐむ🥲🥲🥲

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